まずは、オフィシャルな自己紹介から!
戸井 由貴子 (トイ ユキコ)
/マスターライフオーガナイザー®(協会認定講師)
ライフオーガナイズファシリテーター インストラクター
幼少期から「人」に興味があり、慶応義塾大学にて心理学を専攻後、外資系製薬会社にて精神科領域薬を担当する。退職後、子育てや家事に悩む中、暮らしをどうにか変えたいと苦手な片付けを克服するため、「ライフオーガナイズ」を学ぶ。結果、30年に渡る片づけ下手を9か月で克服し、毎日心に余裕をもって豊かに過ごせることを実感。その経験から、「整理・整える力」は物だけでなく、思考、価値観、生き方すべてに影響することを実感。物理的な整理収納だけでなく、心理学的アプローチを取り入れた思考の整理から習慣化に重点を置く「整える力」を提案している。
2014年の個人事業開始以降300軒を越える自宅訪問作業、PTAや企業、札幌市・北海道主催講座の講師などを務め、受講者は1000人を越す。その手法はHTB『イチオシ!!』、NHK『あさイチ』、雑誌『CHANTO』等に取り上げられる。女性が「もっと気楽に、身軽に、豊かに暮らすこと」を目指し、物事の根本的な整理と仕組みづくりであるオーガナイズサービスを行う。男女二児の母。
取得資格
ライフオーガナイザー®1級、マスターライフオーガナイザー(協会認定講師)、ライフオーガナイズファシリテーター®インストラクター、インテリアアテンダント®、クローゼットオーガナイザー®、骨格スタイルアドバイザー®1級、2級色彩コーディネーター、パーソナルカラーアドバイザー、顔タイプアドバイザー®1級 等
2013年に人生で初めて「セミナー」たるものを受けたのがライフオーガナイザー2級認定講座でした。
現在は「暮らしを整え、自ら暮らし・人生を選び、最適化していくこと」が世の中に当たり前に根付くように、OPT LIFEという会社を設立して個人・法人向けに広く仕事をしています。その始まりは2014年に個人事業主として「SOLOS」という屋号で活動を細々と活動をはじめたことでした。
その後7年が経ち見える景色が変わり、それにともない小さな目標は変化はしてきているのですが、
仕事をしている「目的」自体は変わっていません。
その目的はやはり一人でも多くの方が「その方にちょうどいい気楽、身軽に豊かな暮らし」を送れるようになること。
そのサポートをすること。
世の中自力ではどうやっても変えられないこともありますが、自分自身でコントロールできる範囲をストレスフリーにすることができれば、人生は大きく変化します。
人によって平穏に暮らしたい、楽しく暮らしたい、刺激的に暮らしたい…理想は違いますので、その人にちょうどいい暮らしを目指します。
これからもサービスは広げていきたいですが、一番初めの気持ちを忘れないためにも2014年の2月に一番初めに世の中に公開するために書いたブログ(当時はアメブロ)をここに残しておきます。
ここが私の原点でした。
2014年の自己紹介文。
子どもの頃から、とにかく片付けることが苦手でした。
使ったらすぐ元に戻す…が一番苦手で常にやりっぱなし。
苦手なことは全て後回しなので、
試験は前日一夜漬け、宿題は全て夏休み最終日。
計画性はなく、追われないと始められない。
誘惑に弱く、すぐに楽しそうなことに流される。
常に時間は足りない。
そんな生活をしてきました。子どものときは親がフォローしてくれていた(はずだ)し、
独身で一人暮らしの頃は、散らかしていてもそれを咎める人もおらず、
つい数年前まで私の状況は変らず続いていました。
専業主婦になってみるまで、殆ど家事をやってこなかった私は、
辛うじて洗濯 (洗濯機にいれ、その後乾燥機に入れるだけ) と
食器洗い (食べ終わったらすべて食洗機に入れるだけ) ができただけでした。何をするにも想像以上に時間がかかるし、方法も合っているのかどうかさえよくわからない。
産後はますます悪化し、自分のもの(こと)でさえ管理ができていないのに、
何もできない赤ちゃんを抱え、本当~~に何もできない。何もする気にならない。そして、罪悪感を抱えながら「しょうがないよ、子ども小さいうちは!」と開き直ってみたり。
ただ、
モノが溢れて気が休まらない空間も、私の物事を選択する思考回路も、
初めての育児もすべてがグチャグチャで、自分の価値や感覚、自分がどうありたいかという視点を完全に失っていました。
開き直って過ごせているうちはよかったけれど、
だんだんとストレス、劣等感のようになって、
さらにそれが爆発すると、家族を傷つけ、
久々に昔の友人と飲むと、酔って言い争いをする…
色々なことが辛く、うまくいかなくなっていました。・
・
・その後、紆余曲折経て、ライフオーガナイズと出会いました。
その後、2級講座を受けて見よう見まねで、オーガナイズ開始。
自分の価値観、
本当はどうやって暮らしたいのか、
何を大切にしているのか、
将来どういう風になりたいのか。そんな類のことを言葉にして書きだしながら、
目の前に広がる散らかった空間と、自分の求めている暮らしの乖離っぷりに愕然としました。
すべてのことを、・子供が小さくて手がかかる、夫の仕事が忙しい
・昔からの友達も離れていて相談相手がいない
・知り合いもいない
・誰も助けてくれないからこうなった
そんな風にできない理由を環境のせいにして、自分が納得できる言い訳をして、見て見ないふりをし続けていたことに気がつきました。
講座を受講してから、少しずつ片付けを進めました。
部屋が自分が大切で好きなものばかりになってきたら、モノの扱いが丁寧になりました。
新たに買うものも、吟味するようになり、「とりあえず」の消費をしなくなりました。
そんなことを続けていたら、部屋が広くなりました。
管理しなければいけないモノも減ったので日々の片付けに費やす時間も減り、
掃除がしやすくなったので家事の時間も減り、時間に追われなくなりました。
いつのまにか心が軽くなり、「やりたいことを我慢している」と感じることもなくなりました。
こんな経験から、巷に溢れているマニュアル的な「片付け、整理収納方法」ではなくて
一人ひとりに合った形のオーガナイズを、同じように困っている人にお伝えしたくなりました。
1級資格の勉強中、勉強と平行して、友人知人のお家を片付けさせてもらいましたが、
部屋の一部分をオーガナイズをすると、そのオーガナイズされた感覚が他の事柄にも般化していたように感じました。
その人の幸福度が上がったように見えました。
私自身、まだまだ勉強しなくてはいけないことも技術力を上げることも必要ですが、サービスを必要としている方のところに「ライフオーガナイズ」の概念が届くように、
お役に立てるように、努力していきたいと思います。
その後、セミナーを含めて出会った人の数は1000人を超し、オーガナイズ作業を通じても数百人の方の暮らしをみてきました。
その経験をした上でやっぱり私は物理的に部屋を片づけてきれいな部屋を提供したいからではなく、
「片付いた部屋」の先にある、その人や家族がのびのびとその人らしく暮らせている状態に近づくお手伝いをしたいから、この仕事を続けていると感じています。
人に焦点を当てて、その方が暮らしやすくなるように、環境から整えるお手伝いをする。
この姿勢を忘れずに、これからも仕事をしていきたいと思っています。
\この写真は、昨年インスタにあげたもの。私の過去と今です。/
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